本当に美容室は人手不足なの?

内定率100%は今に始まった事ではないという事実がある

来年から、某美容学校様の「特別枠」という登録サロンに認定していただくことができました。

これにより、提携専門学校から勧めていただける生徒さんは、従来通り面接は行いますが、

内定が前提という形になります。

とてもありがたいことだと感じていると同時に、

ついにサロンに選択肢はなくなったのだなという事実を認めると同時に、

専門学校様が自信を持ってサロンに勧めることができる生徒さんを育てられるレベルが、上がっているのだなと実感しています。

僕のサロンにおいては事実、この数年は面接希望の学生様で実際に面接をさせていただき、

内定に至らなかった学生様はありがたいことにおりません。

良い出会いのチャンスをいただけ続けていることに心から感謝です。



美容室は本当に人手不足なのか?

既に分かっていた事実として、

「20年前の2002年、今年2022年の成人者の数は決まっていた」ということ。

日本の少子高齢化の流れは未だ折り返し地点は見えていません。

しかし僕らの生きる美容業の受け皿となるサロンの数は毎年増え続け、

結果サロンの数と、卒業してくる20歳の学生の数のバランスは合致しておらず、

結果的に人手不足という空気は流れている気はします。


と同時に、お客さま人口自体も例外なく同じ曲線を描いているので、

需要と供給のバランスにも変化を感じます。


好きなことを仕事にできる時代は続くのか?

「美容師という仕事が嫌いだけど生活のためにやっている」という人に会ったことはありません。

知る限り、「美容が好き」は美容師さんのほとんどに共通しているように思います。

しかし今後もしばらく増え続けるであろうサロンの数と、

お客様の数のバランスが予定通りの曲線を辿れば、

サロン自体の在り方にも変化はくる、と認識しています、

というか確実にしてきていると感じています。



「仕事(需要)に人を当てる」という流れ

好きなことを仕事にするということがいかに理想的なことか?今本当に痛感しています。


これまで通用してきた、

「人に仕事をつける(教育する)という流れ」はつまり、


「僕は(私は)、美容が好きなので美容師として雇っていただき、生活のための対価をいただきたいです」
ということができること。

これまでこの国ではそれは「夢」とも呼ばれてきました。

美容室ではサロンの在り方の変化が成熟するまでのもうしばらくの間、まだこの形でいけると思いますが、

社会全体を見回してみると、そこには変化が見られてきている気がします。

「仕事(需要)に人をつけるという流れ。」つまり

「やりたいこと」ではなく「需要として必要とされること」がまずそこにあり、

その仕事をできる人を探し、そこにつけるという流れ。

そしてそこには、

「この仕事を処理できるワークスキルはすでに持っているよね?」ということが条件になっていくんだろうな、

と思います。


そこに当てはまれば、これまで年齢と比例して上がってきていた豊かさを、これからも維持できるよ。

ということかなと。


需要=好きなこと。であれば問題なし

結局そこがイコールとして成立していれば問題なしですが、

美容室にもそれぞれのサロンが必要としている「キーワードという需要」をはっきりとさせているタイプが増えてきました。

  • 「集客」
  • 「矯正」
  • 「ブリーチ」
  • 「自由」
  • 「安全」
  • 「デザイン力」
  • 「SNS」
  • 「経営」

そこには確実に各サロンごとに「必要としているスキル」がメッセージとして含まれています。

ただ実際には「需要」だけで経営を考えられるような経営者ばかりなら、

おそらく美容室経営の悩みのほとんどは劇的に少なくなるのだと思いますが、

そんな簡単ではないところも含めて、僕は美容師が好きです。


結論、個人的見解としては決して悲観的ではなく、

先々、美容室の人手不足は、さまざまな痛みを伴いつつ、最終的には解消されていく気がしています。

今できることは、その痛みを最小限にとどめられる準備をしておくことだという想いです。

僕は美容もwebデザインも両方好きなので、

需要すらも産んでいけるような夢を持ち続けていきたいなと。