同じじゃん

Hair Designerである自分の場合、


カットをする前には、必ず理想の仕上がりをイメージする。


髪の隙間から見える肌の面積や、毛先のニュアンス、

フォルムもすっきり感も、細かいところまでイメージする。


そのイメージの鮮明さは、年々鮮やかになっていく。


そして次に、そのイメージに不都合な事実を見つけ出す。

骨格や髪質、生えぐせ。

シャンプーからドライのライフルーティンはイメージに寄り添えるのか?


その不都合な事実を、カットだけでどこまでフォローできるか?

他の施術が必要なのか?

時間をかけて変えていくのか?


様々な情報を加えて、そのイメージは緻密さと、曖昧さを兼ね備えた設計図に変化する。

指先はその描いた通りに、

使い慣れたハサミとコームは、髪の毛一本をも繊細に切り落としていく。


「イメージ」して、

「予測」して、

「設計」して、

「イメージが具現化」する。





Web Designerである自分の場合、


サイト全体のデザインをまずイメージする。


サイトで伝えたいことと、

見る人が知りたいことがマッチするように、

使う色味やフォント、

写真素材で大きく印象は変わることを忘れない。


素材はできるなら撮らせていただく。


次にスクロールエフェクトや、マウスホバーでの動き、

必要な機能を洗い出す。

そのデザインに組み込めるのか?

あらゆる情報を集めて精査する。

そしてそれらを設計、打ち込んでいく。

これは鋏を使う作業と似ている。



「イメージ」して

「想像」して

「調べて打ち込んで」

「イメージを具現化」していく


なんだ「同じじゃない」


カットには遊び心と曖昧さもデザインの一つで、

コーディングには半角スペース1つのミスも許されない、

そういった違いはあれど、

イメージすることと、

それを形にすること、

そしてそのスキルはどちらか一方ではなりたたないこと。

なんだ、同じじゃないか。

ウェブに関しては

デザイナーとコーダーは別々のスキルとして分かれていることもあるけど、

僕はその両方をやりたい。

美容師もデザインスキルと、それを具現化するスキルが必要。



だから

仕事の合間の気分転換が、仕事でできる。

こんな良い環境はない。