教育と時間






今年も新卒生が決まりました



夢を持ち、とても笑顔の素敵な美容学生さんでした。



夢が叶えられるよう、しっかりとした技術が身につくよう、サロンも全力で関わっていきます。



代表の上村です。



es,Group特徴の一つは、時代にあったカットマニュアル



これまでもその時々、所属するサロンに合わせて



「カットマニュアルの制作」には何度か関わってきました。



現在es,Groupのカットマニュアルは200p超に及びます。









そんな美容人生を振り返ると、



やはり時代とともにそのマニュアルの内容も少しづつ変わってきているなと感じます。









どこが具体的に変わったのかと考えてみました。



たぶん、カット教育の入口をどうするか?がとても重要になってきた



と感じています。



以前はワンレングスカットから入り、グラデーション、レイヤーと



基本のスタイルを型で覚えたのちに、



カットモデルなどをこなしていくことで、



リアルを積み重ねていくスタイルが主流でしたが、



今はその「型」に入る前の「入口をどうするか?」によって、



「ヘアデザインを提案する」という最重要課題に辿り着くまでの



時間(プロセス)が全く異なると感じています。









もちろん、変わらないものもたくさんあると感じていますが、



1つ大事なことは、



「カリキュラム内容とリアルサロンワークが連動していること」



カリキュラム合格のためのマニュアルになっていた時代に育った僕は、



「モデルさんからが本番だからね」的なことを先輩に言われてしまったりしてきました。



今必要なのは「リアルサロンワークに直結したマニュアルではないかと考え続け、今に至ります。





もう一つは、



「メインの教育者の必要性と教育者自身のメリット」



かなと僕は思います。







現在(株)ブライネスとして、



弊社との契約サロン様のカットマニュアル制作のお手伝いなども行なっておりますが、



マニュアル制作に重要なのは、時代性はもちろんですが、それ以上に



「教育者の頭の中身=マニュアル」であること



だと僕は思います。



分野を超えて、教育に携わる人は皆共通する部分かと思いますが、



実は「アウトプットが一番学びになっている事実」があります。



そんなことも含め、マニュアル制作のお手伝いをさせていただいております。



なにわともあれ、

一番は、



「お客様が素敵に変わった鏡の中の自分を見て笑顔になること」



が目的であり、



それはつまり「デザインである」と僕は思います。



そのために必要なこと、そう、例えばマニュアル。







「そこにかける時間が大切なのか?」



「目的に近づくことが大切なのか?」



そんな変化も、また時の流れかもしれませんね。